先日、kitconewsで、気になる動画があがっていました。
投資運用会社 Research Affiliatesの創設者兼会長であるファンドマネージャーのロブ・アーノット氏によると、米国株は今後10年間で最もパフォーマンスの低い資産クラスになる可能性があるというのです。
米国株が今後10年間でインフレを上回る可能性すらないとも語っています。
- 米国株市場は、今後10年間で年間1.8%のリターンが見込まれるが、それはインフレより少ない
- 米国債の利回りは株式よりもさらに低くなるだろう
投資家は新興市場に目を向けるべき
アーノット氏によると、 最近、新興市場は非常に興味深いものであるという。良いインカム収入を得るために債券に投資したいのであれば、新興市場の債券の利回りは現在、米国のジャンク債とほぼ同じであり、ジャンク債よりもリスクプロファイルが低い可能性があるそうです。
バリュー株はさらに魅力的な価格
バリュー株は過去10年間で成長株を下回っていますが、バリュー株が下落した唯一の理由は、基礎となるファンダメンタルズが悪化したためではなく、人気を失い、安くなったためです。根底にあるファンダメンタルズは順調に進んでいました。
米国のインフレは続く可能性が高い
米国のインフレは続く可能性が高い ですが、FRBはインフレは一時的なものであると言います。なぜなら、消費者がインフレを恐れ始め、インフレが持続していると考え始めると、インフレを固定してしまうからです。人々は賃金の値上げを期待し、商品とサービスのコストとより高い生産コストがかかるようになるからです。